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2017-09-18

「龍穴」な神社と「龍穴」な家。

台風一過だった。
昨晩は結構な暴風だったため、我が家もガタガタガラスや障子が揺れることとなった。

夕飯を食べていた時に「うちの家も出来ないなりに台風対策せなあかんねえ。強い台風っていうし大丈夫かなあ。」と話していたところ、母親から「まあ、言うてもうちは龍穴やからねえ、まだ恵まれた環境やとは思うよ。」と言われる。

龍穴ー!?

「え、えっと、説明っぽいですが、奈良県宇陀市室生のパワースポットとして最近有名になってきている「龍穴神社」なら知っていますが。」
(気になる方は「パワースポット 龍穴神社」で検索して見てください。全国から見にきている方がいて、たくさん記事があります。)

と、ナンノコッチャと思っていたところ、
「もう、風水で「龍穴砂水」って言うやろ!有名な神社の建つ場所の麓には川が流れていて、神社の背面には大きな山を背負っていて比較的標高が高い立地で、表面は南側に広くひらけている。そして、治水ができる水脈(井戸)を讃えている。春日大社も伊勢神宮も出雲大社もそうなってるやろ?これが風水でいう龍穴で、うちも遠いご先祖様がそれにならって選んで家を建てた場所やから、ありがたいことに比較的災害にあいにくいねん。最近木材の手入れができていなくて地盤が緩みやすい山の土砂崩れだけは別やけどね。」

祖父も「そうそう」と当然のようにうなずく。祖父にまで頷かれると自分がすごい無知のような気分になってくる。
確かに、言われて見ると家もそういう場所に立地しているように思う。
それにしても恥ずかしながら風水も知らないし、「龍穴」(りゅうけつ)なんて概念を初めて知ったので、 Wikipediaで調べて見た。

龍穴(りゅうけつ)とは、陰陽道や古代道教、風水術における繁栄するとされている土地のことである。また、龍穴へ向かう流れを龍脈(りゅうみゃく)という。陰陽道では尋龍点穴と呼ばれる相地法で聖なる土地を探し出される。同じ陰陽の思想である天円地方から建築物は方形をなすことが多い。そのほか陰陽道では四神相応などの哲学大系がある。風水では大地の気が吹き上がる場所とされる。古来より陰陽道では露出した活断層は把握されており、遷都・神社を建立するに際して、その土地の構造(活断層や山の配置など)を鑑み陰陽重ならぬ土地が龍穴として選定された。不思議なことに日本国内のほとんどの大きな龍穴とされる場所には、古社が鎮座するなどしており、またその土地は天変地異とは無縁だという。伊勢神宮や唐招提寺、日光東照宮なども龍穴とされる。

ふーん、なるほど。
で、そういう場所だと何が都合がいいのだろう。
というわけで、こちらも調べて見た。

1.背中に山があると、冬などの強烈な北風を防げる。
2.真正面に水源があると、夏の南からの涼しい風を受けることができる。また、川からの木材などの荷の運搬にも使える。
3.南向きの建物は、良い日辺りと耐久性を得ることができる。
4.川を麓に見下ろす高台に位置すること、川には土手があることで、洪水の災害にあいにくい。
5.庭や山に植樹すると水源が豊かになると同時に、水と地盤を守ることが出来る。気候と湿度の調整と、空気の浄化が可能。

ほうほうほう。
だから、パワースポットと言われるのか。ということは、うちももしかしたらパワースポットなのかもしれない。
ほんとかー??

そして、これを書きながら気づいたけど、今日の気温は31度だが、ガラス戸を開けていると涼しい風が入って通り抜けていく。これは、2に当てはまる。

なんだか、私の家は私が思っている以上に歴史とミステリーに満ち溢れているようだ。

*この絵はアイキャッチを何にしたらいいかさっぱり思いつかなかったので、「中国」と「龍」つながりでたまたま見つけた倒福のモチーフ。

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