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2017-05-25

金の価値の香辛料の通り道〜スパイスロード〜

私の全ての好奇心と探求心は、いつも素朴な疑問から始まる。

なぜ、スパイス(香辛料)だったのか?

何が?

それはもちろん、シルクロードの交易で栄えた金にも値する

高価とされた取引商品が。

それは考えれば簡単なことに思える。

シルクロードでは、いくつもの砂漠を渡るから。

それには何ヶ月も、または何年もかかるから。

そしてもちろん、冷蔵庫なんてないから。

それを乗り越えるには、「フレッシュ」、またはフレッシュに近いもの

であってはいけないから。

しかしまあ、昔の人はよくも草木を乾燥させたり砕いたりして運ぶという

保存加工を思いついたものだ。

香辛料と言われても、何も食用に限った話ではない。

香辛料は美容、保存、食用、香味、消臭、薬と、古来の万能薬だ。

それは、

暑い砂漠の乾燥地帯において、ミイラや肉を腐らせない保存のために使ったり、

お風呂なんてものが、いや、水自体がない地域で体臭をごまかしたり、

夜のサソリや虫除けに使用したり、

長い長い旅路や砂漠の都市において体調が悪くなった時の薬になったり、

などと旅の様々なニーズに幅広く答えてくれる。

しかも容易に痛まないし、かさばりもしない。

さらに砂漠でも野生動物に狙われない。

乾燥させてしまえば長持ちするし、携帯にも向いているのだ。

乾燥ハーブ・スパイスには、料理や健康や暮らしの知恵が詰まっている。

香辛料自体は単体で使用することは少なく、組み合わせなども様々である。

少量ずつもてば軽いし、他に薬を用意する必要もない。

なんてシルクロード向けで面白い商品なんでしょう。

ちなみに、シルクロードの道中で、

乾燥や飢えに喘ぐとラクダのおしっこを飲んでしのいだり、

ベドウィンの女性たちが集まってきてラクダの糞を回収して

燃料にしたりとか、そういう生と死の狭間の中で旅をする商人も

さすがにスパイスで飢えを凌ぐということもないからなくなることもないし、

シルクロードがスパイスロードと言われたのもなんとなくわかるなあと思ったのだった。

というわけで、私はスパイスを通してシルクロードの文化の様々が見えるので

ソムリエの資格を目指してみたいと思う。

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