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2016-06-13

【ウイグル2016.5】キジル千仏洞の菱形アートワーク

ウイグル自治区は

東側クチャのキジル千仏洞。

石窟の仏教遺跡。

石窟のお部屋がめちゃたくさんある。

イラストはお釈迦様と弥勒菩薩がメインの6世紀の小乗仏教に基づくお釈迦様の善行を一枚ずつストーリー化した絵。石窟の天井にあって、白と黒とターコイズと群青の、イスラムおなじみのカラートーンで構成されている。石窟の奥には、お釈迦様の土像。土像の土台は大きな須弥山で、そのうえに台座とお釈迦様、バックにひし形の沙羅双樹が控えてる。

お釈迦様の土像はともかく、

天井のその絵は

間違いなく惚れるでしょ。

間違いなく惚れるでしょ。

文化遺産保護で石窟内は写真NGなので、添付は拾い物の天井の絵の写真。黒い部分は元々金箔だったのに外国人探検家に持ち出されたり、盗賊に剥がされたらしい。さらに、偶像崇拝を許さないイスラム教徒が侵略してきたときに顔を剥がされたり壊されたりして、そもそも中央アジアの石窟は見るに耐えるイラストはほとんど残されてない。残念すぎる。。(見たい人は敦煌の莫高窟があるが、ここはイスラムの侵略が無く残ってるもの

の、カラートーンは完璧もう中国。)

ここのカラーのうち、白はキャンバス代わりの漆喰。ターコイズは孔雀石。青はアフガンとパキスタンでしかほぼ採れないラピスラズリ。こんな面白いカラーの仏教イラストはここでしか見られない。

しかも、お釈迦さんの様々な善行を描写してるのだが、

ピクトさん並みに身を呈してるので痛い。身代わりで殺されたり、飢えたり、動物に生まれかわっても食べられたり、痛さを想像するあまり、これらが巨大なピクトグラム集に見えてしまう。

本来の姿はさぞかし美しかったんだろうなあ。。

キジル千仏洞外観

部屋の一室。本来はこんなきれいな部屋。

クジャク石(ターコイズ)と漆喰(白)とラピスラズリ(青)と金箔(黒い箇所)

大乗仏教の絵(お釈迦様の善行)

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